東京と茨城県で排水管の引き直し
東京のお客様宅と茨城県のお客様宅で排水管交換工事(排水管の引き直し工事)をおこないました。
工事内容と写真は茨城県のお客様宅分を掲載します。
朝一番で「2階のトイレの流れが悪い」とご連絡をいただきました。
お伺いして点検をすると排水管が詰まっていることが分りました。
更に、よく見ていくと排水マス(マンホール)が傾いているので、排水管の勾配が正常ではない可能性があることをお客様に伝え、まずは排水管の詰まりを取り除く作業を進めます。
詰まりを取り除いても排水の流れは改善せずに、流した水が溜まっていきます。
通称「レベル」をとると排水管が逆勾配になっていることが判明しました。
「上の写真はレベルの測定中」
川下に向かって排水管が高くなっている状態を逆勾配といいます。
地震などの影響で地中が動いて排水管の勾配が変わってしまった状態です。
日本全国、どこでも起こりえる不具合です。
お客様と相談して、今回は既設排水管を取り除いて新しい排水管に交換する「排水管の引き直し工事」をおこなうことになりました。
排水管が埋まっている長さ分を掘って、途中で平行器(水平器)を当てながら一定の勾配をつけて交換作業を進めていきます。
朝から取り掛かった交換作業が夕方前には終盤に差し掛かりました。、
この後で排水管を埋めて排水マスにフタをして作業完了です。
流れが悪かった2階トイレの流れが改善し、お客様もほっとしておられる様子でした。