3点式ユニットバスのリフォーム工事
風呂とトイレと洗面の3点集合式ユニットバス(3点式ユニットバス)のリフォーム工事の様子を掲載します。
現場は建築後20数年が経過したアパートの1室で、ユニットバス内の壁や便器などに付着した汚れが落ちないため今回のリフォームを決断されたご様子でした。
今回のお部屋はお部屋1つとキッチンスペースのある1DKタイプでした。
リフォーム内容は以下の通りです。
1)トイレ便器とタンク、シャワー水栓、洗面ボウル、鏡の交換
2)ユニットバス内の特種塗装
上は工事前に撮影した写真です。
便器とタンク、鏡、シャワー水栓と各フックを取り外していきます。
取り外した後で排水口や給水口に塗料が入り込まない様に養生(フタ)をします。
写真に写っている黒ずみや黄ばみは磨いても落ちない汚れがあるようです。
また、経年による塗料の劣化も進み表面がくすんで見えます。
表面を洗い、乾燥後に塗装をしていきます。
塗装後は3日間ほど放置して塗った塗料が乾燥付着するのを待ちます。
3点式ユニットバスリフォームの完成写真です。
新品同様に綺麗になりました。
賃貸アパート・マンションは今後に供給過剰が進むと言われていますので、借り手を見つけるためのリフォームは現在よりも増加することが予想されます。
すでに2年ほど前から空室に温水洗浄便座を取り付けるオーナー様、水栓やミニキッチンを交換するオーナー様が増えているように思います。
3点式ユニットバスは今回のような更新リニューアル工事を行う方法のほか、トイレと風呂を別々に分ける方法もあります。
風呂とトイレは別々のほうが借り手がつきやすいのは言うまでもありませんが、分ける場合はトイレスペースを確保する必要があり、またトイレ増設の工事費もかさみます。
対費用効果を考えると今回ご紹介をした更新リフォーム工事を選択されるオーナー様が多くなると思うのですが、判断材料として浴室の内壁材質も考慮する必要があります。
主な内壁の材質は「金属または樹脂」です。
樹脂製の場合は亀裂が入らない限り問題がでることは稀ですが、金属製の場合はサビが発生して穴があくため将来的にメンテナンス費用がかかる可能性があります。
ザビ穴は広範囲におよぶことがあるので、その時に壁パネルを交換するか応急処置的な工事(FRP版でふさぐ)で対処するか、ユニットバス全体を交換するか3択になります。
物件の管理会社のご担当者様はもちろん、最近は自主管理をされている大家様(オーナー様)も増えているようですので、どちら様も水廻りに関するご相談・お問合せ時にはお気軽にご連絡をお願いいたします。
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