折れたトイレ水道管の修理(温水洗浄便座の取り付け工事失敗例)
電気やさんや設備やさんやお住まいの方が自分で温水洗浄便座(ウォシュレット)工事を行ったことによる失敗工事の修理依頼が数年前から急増しています。
当社では温水洗浄便座の取り付け工事は電源コンセント工事を除いて水道屋に依頼されることを強くお勧めしていますが、動画サイトのハウツーをご覧になった方が自分で行ったり、電気屋さん等に依頼したばかりに水道管を折ってしまったり、ネジをゆるめて外した途端に水が噴き出したりするトラブルが後を絶ちません。
マンションやアパートの2階以上にお住まいの方が失敗すると階下漏水を引き起こして時には数百万円の被害が発生することもあるためご注意ください。
今回はそんな失敗例の一つでトイレ水道管を折ってしまった修理例をご紹介します。
温水洗浄便座の取り付けや取り外しはトイレタンクの横か下にある止水栓に給水ホースをネジ止めします。
止水栓やその廻りに見える水道管は金属製ですが、壁や床の中にある水道管の多くは塩化ビニール製です。
新品の時でもけっこう簡単に折れてしまう水道管なのですが、年数による劣化も加わって更に折れやすくなっているので工具でネジを強く締めるチカラを加えると折れてしまうことがあります。
壁や床の下で折れた水道管は水道の元栓を閉めていないと1分間あたり14リットルから20リットルの水が噴き出します。
さて、危険性の説明は以上にして修理例のご紹介に移ります。
当社スタッフが現場に到着した時は水道の元栓が閉まった止水状態でした。
【折れたトイレ水道管の修理】
トイレの壁の中の水道管を折ってしまった時は壁を壊さなければ修理はできないため、まずは壁を壊します。
次に折れた水道管をつなぎ直して修理した後で止水栓を取り付け固定します。
水道管の修理と止水栓を取り付けた後で、壊したトイレの壁を修理して壁紙を貼ります。
写真には写っていませんが凍結防止作業も行ってから壁の修理をしました。
壁紙の張り替え後に温水洗浄便座を取り付けて工事完了。
温水洗浄便座の工事中に水道管を折ったときは焦ると思いますが、まずは電話で「温水洗浄便座工事中に水道管が折れた」と当社電話担当スタッフに伝えてください。
その後に必要となりそうな作業や確認など説明ができるかも知れません。
水道の元栓が閉まって止水できていれば焦ることはありませんが、水が出ている状態の時はまず元栓を探して締めてください。
お問い合わせ・お申し込みフリーダイヤル:0120-921-757
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