TOTOトイレSH371BA(SH370BA)のトイレ詰まり
トイレメーカーTOTOのトイレでタンクにSH371BAまたはSh370BAと品番シールのあるトイレは2009年まで製造されていたセレストRシリースです。
セレストRシリーズの便器部はCS370B、CS370P、CS370などをセットしており、いずれもレギュラーサイズで少し小さ目の便器となっています。
洗浄レバーを「大」方向に回したときの洗浄水量は約8リットルで「小」方向は６リットルです。
現在の節水型トイレと比較して１回あたり約２リットルほど多い水量ですが、２０年前の１３リットル仕様のトイレと比較すると５リットル少ない製品となります。
このトイレが特に詰まりやすいといった印象はありません。
ただ、床排水便器に排水部のくぼみがあるので、まずは画像を見ていただきましょう。
画像の丸印はCS370B床排水トイレの排水部です。（この丸の内部に排水経路があります）
CS370B床排水便器はSH371BAやSH370BAの各タンクで最も多くセットされている便器だと思います。
スマホや「何かの固形物（異物）」を誤ってトイレに流してしまった場合はこのくぼみに引っかかり出て来ない可能性まで心配してしまいます。
実際に排水部にプラスチックの破片や異物が引っかかり取り出すまで時間がかかることはよくあります。
それでもトイレ詰まり作業に慣れたサービススタッフであれば取り出せないことは殆どありません。
このトイレにトイレットペーパーや便が詰まった場合はラバーカップ等を使用してご家庭で対処できることもあると思います。
もし、ラバーカップがない場合やご家庭で作業をしても詰まりが解消しなかった場合などはお気軽にお問合わせください。
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